長距離ツーリングで高速道路を走っていると、右手がしびれたり、手首が痛くなったりすることはありませんか?
CB400SFに乗っていた頃、辛かったのが高速道路の長時間走行でした。
ただでさえCB400SFは前傾姿勢になりがちなうえ、無意識に腕を突っ張って上半身を支えてしまい、気づけば手や肩に力が入りっぱなし。
一定の速度で走り続けるためにアクセルを握っていると、次第に右手がしびれ、手首まで痛くなっていました。
Huuub楽しいツーリングのはずなのに、高速道路を走るだけで疲れる‥
そんな悩みを軽くしてくれたのが、GRANDTOURの「アクセレーターロックシステム」。
アクセルを一定の開度に保つ操作を補助する製品で、CB400SFに取り付けてからは、長距離巡航中に右手へかかる負担がかなり軽くなりました。
使い始めは操作に慣れが必要でしたが、私にとっては手のしびれ・痛みに悩んでいたロングツーリングで欠かせないアイテムになりました。
ただし、すべてのバイクに取り付けられるわけではありません。
実際、Z900RSに乗り換えた際に試したところ使用できなかったため、別のスロットルアシストに変更しています。
この記事では、CB400SFで実際に使って感じたメリット・デメリット、取り付け方法、購入前に確認したい適合条件を紹介します。
手のひらで押すタイプとの違いや、使用時の注意点もあわせて解説するので、スロットルアシスト選びの参考にしてください。
GRANDTOUR アクセレーターロックシステム EVOとは

GRANDTOUR(グランドツアー) アクセレーターロックシステムは、アクセルを握り続ける右手の負担を軽減するための「スロットルアシスト」です。
グリップの内側に取り付けた本体をブレーキレバーに当てることで、スロットルの開度を一定に保つ仕組みになっています。
高速道路などで長時間アクセルを開け続ける際、右手の握力や手首にかかる負担を減らせるのが特徴。
Partner車速を自動的に維持するクルーズコントロールではありません!
坂道や走行状況によって速度は変化するため、常に周囲の状況と速度を確認し、必要に応じて自分でアクセルを操作しなければなりません。
長距離ツーリングでの右手の疲れを軽減
私がGRANDTOUR アクセレーターロックシステムを購入した理由は、高速道路での手のしびれと手首の痛みを軽減させるためでした。
長距離を走っていると、振動による負担に加えて、アクセルを開けた状態を維持するために右手が疲れてしまいます。
スロットルアシストを取り付けてからは、一定のスロットル開度を保つためにグリップを握り続ける必要がなくなり、右手の負担が大幅に軽減しました。
手のしびれそのものを治す製品ではありませんが、私の場合はアクセル操作による疲労が減ったことで、高速道路を以前より楽に走れるようになりました。
使用する場所には注意が必要
スロットルアシストは、長距離巡航などでスロットル開度を一定に保つことを目的とした製品なので、混雑した市街地や下り坂など、急なアクセル操作が必要になる場所では使用しないよう案内されています。
Huuub私も使用していたのは高速道路やバイパスだけ!
一般道を走る際は、基本的に使用していません。
スロットルの戻りやブレーキ操作に影響がないことを確認し、安全に使用できる状況を判断することが大切です。
購入前に確認したいサイズと適合条件


出典: Bevelgear公式サイト
GRANDTOUR アクセレーターロックシステムは、ハンドル径さえ合っていれば、どんなバイクにも取り付けられるわけではありません。
購入前にはグリップの太さだけでなく、ブレーキレバーまでの距離やレバー形状なども確認する必要があります。
実際、私はCB400SFでは問題なく使用できましたが、現在乗っているZ900RSでは使用できませんでした。
「以前のバイクで使えたから、次のバイクでも使える」とは限らないので、購入前に自分のバイクが取り付け条件を満たしているか確認しておきましょう!
グリップ径に合うサイズを選ぶ
GRANDTOUR アクセレーターロックシステム EVOには、ハンドルバーに合わせて2種類のサイズがあります。
| 種類 | 対応グリップ径 |
|---|---|
| 22.2Φ(7/8インチ)用 | 30〜34mm |
| 25.4Φ(1インチ)用 | 34〜39mm |
確認したいのはハンドルバーの太さだけではなく、実際に製品を装着するアクセルグリップの外径です。
グリップを交換している場合などは、車種だけで判断せず、取り付け位置の寸法を測って選ぶことが大切です。
ブレーキレバーとの距離・形状を確認する

特に重要なのが、アクセルグリップとブレーキレバーの位置関係です。
メーカーでは、本体を装着する位置のグリップからブレーキレバーまでの間隔が6cm以内であることを使用条件としています。
Partner間隔が広すぎると本体がレバーに掛からず、正常に使用できず危険です!
また、可動式レバーを装着している車両や、取り付けによって変形するスポンジグリップ、丸型ではないグリップなど、使用できないケースもあります。
購入前には製品の適合条件を確認し、取り付け後もアクセルとブレーキが正常に操作できるか必ず確認してください。
CB400SFでは使えたが、Z900RSでは使えなかった
CB400SFで愛用していたアクセレーターロックですが、Z900RSへ乗り換えた際には使用できなくなりました。
理由は、Z900RSではグリップとブレーキレバーの間隔が広く、アクセレーターロックのサイズが合わなかったためです。
バイクのハンドル径だけで判断すると、購入後に「グリップには取り付けられるのに、レバーまで届かない」ということもあります。
同じ車種でもレバーやグリップを交換している場合は位置関係が変わるため、車種名だけで判断せず、実車で寸法を確認することをおすすめします。
アクセレーターロックシステムの取り付け方法と使い方
アクセレーターロックシステムは、付属のシリコンリングと本体をグリップに取り付ける構造なので、工具を使わずに取り付け・取り外しができます。
取り付け方法
付属のシリコンリングを広げてアクセルグリップの内側へ取り付け、次にアクセレーターロックシステム本体のスリット部分を軽く広げ、シリコンリングの上から装着します。
取り付け後は、アクセルを開けたときに本体がどのように動くか、ブレーキレバーや周辺部品に不自然に干渉しないかを確認します。
※取り付け位置や調整方法は製品の説明書に従ってください。
使用前にスロットルが正常に戻るか確認する
取り付け後、エンジンを停止した状態でアクセルを開閉し、通常どおりスムーズに戻ることを確認。
ハンドルを左右いっぱいに切った状態でも、アクセルやブレーキの操作に問題がないか確認しておくと安心です。
本体が引っかかったり、スロットルが正常に戻らなかったりする場合は、そのまま走行するのは危険なので使用しないでください。
操作方法に慣れるまでは、公道でいきなり使用せず、製品の説明書を確認したうえで安全な場所で操作感を確かめることをおすすめします。
GRANDTOUR アクセレーターロックシステムのメリット・デメリット

実際にアクセレーターロックシステムを使ってみると、高速道路での右手の負担が減った一方、使い始めに戸惑った部分もありました。
Huuub購入前に知っておきたいメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
右手のしびれや手首の負担が軽減した
一番大きいメリットは、アクセルを握り続ける負担が減ったこと!
以前は高速道路を走ると右手がしびれ、手首にも痛みを感じていましたが、アクセレーターロックシステムを使うことで、一定のスロットル開度を保つために力を入れ続ける必要がなくなり、長距離移動がかなり楽になりました。
特に高速道路を使って遠方へツーリングするときは、移動中の疲労を減らせることがありがたかったです。
取り付け・取り外しが簡単
工具を使わずに着脱できるため、必要なときだけ使用しやすいのもメリット。
高速道路やバイパスでのみ使用していたため、一般道を走るときは取り外していました。
使わないときに外しておけば、街なかでのアクセル操作に干渉するリスクも減らせます。
小さく軽量で持ち運びやすい
アクセレーターロックシステムは小型で約13gと軽量なため、取り外したあとも荷物になりにくい製品です。
長距離ツーリングでは、必要な場面だけ取り付けられる手軽さが便利でした。
デメリット
速度の微調整には慣れが必要
使い始めに難しく感じたのは、速度の微調整です。
スロットル開度を保持する仕組みなので、速度を少しだけ変えたいときも自分で調整する必要があります。
慣れるまでは思った位置に合わせにくく、通常のアクセル操作とは違う感覚がありました。
振動でスロットルが戻ることがある
走行中の振動によってアクセレーターロックが少しずつ戻り、じわじわと速度が落ちます。
一度設定すれば、そのまま同じ速度で走り続けられるわけではありません。
速度を確認しながら、その都度調整する必要があります。
価格と素材のバランスは気になる
私が購入した製品はプラスチック製で、構造も比較的シンプルです。
実際に使って効果は感じましたが、購入時は素材や構造に対して価格が少し高いと感じました。
また、シリコンリングは消耗品なので、使用を続ける場合は状態を確認し、必要に応じて交換することも大切です。
手のひらで押すタイプのスロットルアシストとの違い

GRANDTOUR アクセレーターロックシステムを購入する前に、手のひらで押すタイプのスロットルアシストを試しました。
こちらはグリップに取り付けたパーツを手のひらで押すことで、アクセルを回す負担を軽減する製品です。
Huuub実際に使った感想は、「誤操作が怖くて使えない」でした‥
- ブレーキをかける際に誤ってスピードをあげてしまった
- 洋服の袖が引っかかり誤操作してしまった
ひとつは、急な横入りに対応しようとした際、ハンドルを強く握ってしまい、意図せずスロットルアシストを押し込んでしまったこと。
もうひとつは、洋服の袖が引っかかり、意図しないアクセル操作(誤操作)につながったことです。
当時はアクセル操作にもまだ慣れておらず、減速したい場面で逆にアクセルを開けてしまった恐怖経験から、使用することをやめました。
手のひらで押すタイプは、GRANDTOUR アクセレーターロックシステムのようにスロットル開度を保持する仕組みではないため、操作感も異なります。
Partner良い製品なんだけど、初心者は使いこなせないかも‥。
どちらが使いやすいかは、手の大きさやグリップの握り方、バイクの形状によっても変わります。
スロットルアシストは右手の負担を減らすための道具ですが、アクセルやブレーキの操作を妨げないことを最優先に選ぶことを強くおすすめします。
GRANDTOUR アクセレーターロックシステムのQ&A
- アクセレーターロックシステムはどんなバイクにも取り付けられる?
-
いいえ。対応するグリップ径に加えて、グリップとブレーキレバーの距離が適合条件を満たしている必要があります。
私の場合、CB400SFでは使用できましたが、Z900RSではレバーとの間隔が合わず使用できませんでした。
購入前に実車で寸法を確認してください。 - GRANDTOUR アクセレーターロックシステムを使えばアクセルから手を離してもいい?
-
いいえ。GRANDTOURは右手の負担を軽減する補助具であり、車速を自動制御するクルーズコントロールではありません。
走行中はいつでもアクセルやブレーキを操作できる状態を保ち、周囲の状況と速度を確認する必要があります。
- Z900RSで使えるスロットルアシストはある?
-
私が使用していたGRANDTOUR アクセレーターロックシステムはZ900RSに合わなかったため、乗り換え後は別のネジ締めタイプを使用しています。
まとめ|GRANDTOURは適合条件を確認して選ぼう
GRANDTOUR アクセレーターロックシステムは、高速道路などでアクセルを握り続ける負担を軽減できるスロットルアシストです。
Huuub手のしびれや手首の疲れが軽減し、長距離ツーリングが以前より楽に!
一方で、速度の微調整には慣れが必要ですし、また、振動によってスロットルが少しずつ戻ることもありました。
慣れが必要な製品ではありますが、手首の負担が辛いと感じている方に、一度試していただきたい製品です。
高速道路での右手の疲れが気になっている方は、使用上の注意とバイクへの適合条件を確認したうえで、選択肢のひとつとして検討してみてください。


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