奈良県には、有名観光地とは少し違う、静かに走れるツーリングルートが数多くあります。
Huuub目的地は、大神神社と室生寺。
今回訪れたのは、奈良を代表するパワースポットとして知られる大神神社と、山あいに佇む歴史ある寺院 室生寺を巡るルート。
どちらも人気のスポットですが、早朝だったのでゆっくり参拝することができました。
市街地を抜けて少しずつ自然が増え、山間部へ入るにつれて空気感が変わっていく感覚は、奈良ツーリングならではの魅力です。
また、交通量が比較的少なく、のんびり景色を楽しみながら走れるのもポイント。
京都のような観光地の賑わいとは違い、静かな旅感を味わえるツーリングになるので、この周辺は気に入ってよく走っています。
今回は、大神神社・室生寺ツーリングについて、実際に走って感じた魅力やおすすめポイントを紹介します。
こんな人におすすめ
- のんびりツーリングしたい
- 自然を感じながら走りたい
- 神社仏閣巡りが好き
- 奈良の山道を楽しみたい
大神神社・室生寺ツーリングルート
室生寺の入山時間に合わせて出発したため、大神神社到着時の時間は朝6時前。
9月といえど早朝の風は冷たく、出発時から防風インナーをなかに着込んで行きました。
大神神社から室生寺へのルートは、国道165号線を東に走って南下するのが一般的ですが、今回は時間もあったので、国道369号線を南下してから北上するルートに。
奈良県道28号線は道幅が狭い箇所が多くはありますが、車が少ないので走りやすい気持ちの良い道です。
胎の川に沿って北上するため、川風がひんやり冷たくグリップヒーターを付けて走行。
日中30度を超える日でも朝晩は冷え、また市街地と山間部では気温差が激しいので防寒対策のアイテムを持参することをおすすめします。
夏ツーリングこそ「朝晩の寒さ対策」が重要
夏のツーリングというと、どうしても「暑さ対策」ばかりに意識が向きがちですが、実際に走ると日中の気温だけを基準に装備を決めるのはかなり危険だと感じます。
特に奈良の山間部ルートのように標高差があるエリアでは、市街地と山の気温差が想像以上に大きく、朝晩は一気に体感温度が下がることも珍しくありません。
さらに、早朝出発や夜遅い帰宅になると、夏でも「寒い」と感じる場面が意外と多い‥。



日中は快適でも‥
- 山道に入った瞬間に冷える
- 日が落ちると一気に寒くなる
- 長時間走行で体温が奪われる
こうした状況になると、疲労感も一気に増えてしまいます。
そこで役立つのが、防風性能の高いジャケットとグリップヒーター。
風をしっかり防げるインナージャケットを1枚持っているだけで、朝晩の快適性がかなり変わりますし、特に高速道路や山道では風を防げるかどうかが疲労感に直結します。
そして意外と夏でも活躍するグリップヒーターは、早朝や山間部では手先が冷えることも多く、少し温めるだけでも疲労感がかなり軽減されます。



グリップヒーターは、決して冬専用装備じゃない!
日中の暑さだけで装備を決めるのではなく、出発から帰宅まで快適に走れるかを考えて準備すると、ツーリングの満足度はかなり変わります。
大神神社の見どころ


大神神社は、大物主大神が鎮まる神の山として信仰された三輪山をご神体とする日本最古の神社です。
拝殿までの参道は立派な樹木が並び、朝の澄んだ空気と相まって神聖な気持ちになります。
境内は広々としていて落ち着いた雰囲気があり、朝の静かな時間帯に訪れると、より特別な空気感を感じられます。
大神神社は本殿に当たる部分が三輪山というお山なので、登拝しない場合は、拝殿・三ツ鳥居(本殿にかわるものとして神聖視されている)を通して神様にお参りします。


今回は三輪山登拝(神様がいらっしゃるお山に登らせていただきお参りすること)せずに帰路につきましたが、以前登拝させていただいたことがあります。



はっきり言って、ライディングブーツでは厳しい道のり‥
なだらかなお山に見えて実際は勾配がキツく、土と木で作られた階段が長く続くので、登拝される方は歩ける靴を持参することをおすすめします。
また、バイクの駐輪場は二の鳥居目の前にあるバス停横にあります。
駐輪場は自転車と共用でさほど広くないため、マスツーで参拝を計画されている場合は、大神神社参拝者用の駐車場に停めましょう。


室生寺の見どころ


室生寺は奈良県宇陀市にあり、別名 「女人高野」とも呼ばれている寺院で、境内には多くの国宝や重要文化財があることで知られています。
室生寺の魅力は、山あいに溶け込むような自然豊かな景色で、特に石段や五重塔周辺は雰囲気が良く、四季によっても景色が大きく変わります。
入ってすぐにある仁王門では、立派な仁王像がお迎えしてくれます。



新緑や紅葉シーズンは特に人気ですが、夏の涼しげな空気感も印象的!
奈良の寺院らしい静けさがあり、観光地というより癒やしスポットに近い雰囲気があります。


山へと続く境内は広く、最奥の奥之院までは720段もの急な階段を登らなくてはいけません。
膝が弱い私達には階段が辛いので、今回はひとつ手前にある、屋外にある木造の五重塔としては国内最小と言われている、平安時代初期に建てられた五重塔まで階段を登りました。



室生寺の国宝 五重塔は高さ16.22mメートル!
他にも、平安時代初期に建てられた入母屋造の建築物「国宝 金堂」があったり、鎌倉時代に建立された「国宝 本堂(灌頂堂)」があります。
社殿のなかには多くの仏像が並んでいますが、残念ながら撮影は禁止です。


国宝の仏像を近くで拝んでみたい方は、別料金になりますが受付のすぐ横にある寳物殿へ行くことをおすすめします。
また、室生寺はシャクナゲ寺としても有名ですが、境内には紅葉も多く植えられています。
春の石楠花、秋の紅葉の季節は、特に参拝者が多く混雑しますが、五重塔に続く階段がシャクナゲのピンクに染まっている景色は本当に美しいのでおすすめします。


今回バイクを停めさせていただいたのは、和菓子屋 栄吉さんが管理している無料駐車場。
無料と記載されていますが、あくまでもお店で何かしら購入した人には無料で停めさせてあげるよ、という意味の無料駐車場です。



よもぎとお餅入りの回転焼きが激ウマ!
他にも付近には参拝者用の駐車場が複数あり、どこもバイクは1台200〜300円ほどで停めることができます。
室生寺までは徒歩5分ほどし、駐車スペースが広いので、マスツーリングで行かれる方はこちらをおすすめします。
- 奈良ツーリングの魅力は?
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京都ほど混雑が激しくなく、自然を感じながら静かに走れる点が魅力的。
- 路面状況は?
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奈良県内の道路の路面状況は、市内と言えどもあまり良いとは言えません。
また、山間部では落ち葉や濡れた路面に注意が必要です。
まとめ|室生寺は何故かライダーに人気の寺院
室生寺の拝観時間前に到着するように早朝出発したため、ライダーさんはいないだろうと思っていましたが・・



すでに10台近くのバイクが停まっててびっくり!
室生寺の南、奈良県道28号線を北上するルートをはじめて走りましたが、早朝にも関わらず多くのライダーさんとすれ違いました。
車幅は狭く、車同士の離合は難しい道が続きますが、緑あふれて気持ちの良い道なのでおすすでです。
今回、夏の室生寺を堪能しましたが、青紅葉がとても綺麗だったので、機会がれば秋に再訪したいと思っています。
また、この付近は神社が多く、静かな奈良の空気感をさらに楽しみたいなら、神秘的な雰囲気が魅力の龍鎮神社ツーリングもおすすめです。



深谷龍鎮渓谷にあるパワースポットで、室生寺から約10分!






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